kate100s’s diary

百野毛糸の日記です。

1万円を使うここぞっていう時

今年のはじめに友達に付き合ってもらって銭洗い弁天に行き、お札をじゃぶじゃぶ洗ってきた。クレジットカードも。

 

欲しいものは次から次へとでてくるし、必要なものもあるし、一年を通じていつも支払いにおびえている。ファイナンシャルプランナーという人に会ってお話しを聞いたけど、建設的な話になるというよりはもう宝くじを買うしかないんじゃないかっていうていたらくで。

 

何度も書いているルミネカード10%オフとの付き合い方とか、使う金額を数字でちゃんと把握する方向には少しずつ向かっているけど、支出を減らすのは半ばあきらめている。

 

確か銭洗い弁天でお金を洗うと金運がよくなるっていう話で、だいぶ前だから効能も忘れてしまったけど、行ってからしばらくはちょっとした臨時収入があったりして「ご利益だね!」と喜びあっていた。

 

問題?なのは、洗ってきたしわしわの5000円札と10000円札をいつ使うかで、お財布の奥の方にしまっていた。ランチが1000円札しか使えないお店用の1000円札をしまっているところで、1000円札は何度も使っては補充してだったけどその二枚は使わずに1年が過ぎようとしていた。

 

5000円札を少し前に使った。

その日は精神的にとても疲れていて、夕方にとても勇気を振り絞った後だったからいつもは素通りするたいやき屋さんの前で立ち止まってしまった。ほかほかと湯気がでて美味しそう。おひとついかがですか?と言われて店内に入る。

 

出来立てのたいやきは210円で、お財布を見たら150円しか入っていなくてびっくりする。ランチ用の1000円札はその日の昼に使ってしまっていた。消耗すると銀行にもいけなくなるのか。。

 

思いついたのが例の5000円札で、すっと出して支払いをした。たいやきはさくさくふわふわしてあったかくて甘くて、とてもいい使い方をしたと思う。10000円は今年中に使うかな、何に使おうかな、とちょっと考えたけど分からないので考えるのをやめてしまった。

 

年内最後の歯医者の定期検診があった。東京がとても寒くなった日で、ダウンコートを着てもストールを巻いていても寒くてぶるぶる震えてしまう。厚着のまま完全予約制の院内に入ると珍しく数人の先客がいた。すぐに案内されてコートを脱いで椅子に座る。クリーニングも諸々の処置も先生の診察も順調で、「歯のくいしばりで歯ぐきにダメージがありますね」と指摘された以外はいい感じだった。ここでもストレスこわすぎる。

 

来年の診察は4月なので、歯ブラシとフッ素の多い歯磨き粉もお願いしてお会計をしていただく。またしても現金が少ししかなくて、カード払いを、と言いかけたら

「現金のみとなっております。。」

と申し訳なさそうに言われた。一瞬だけ、この下に銀行ATMがあったなと思ったけど、他の患者さんもでてきたところだし、ここは使いどころだと奥にしまってあった10000円札を取り出した。1年ほどあたためていた二枚のお札が年末のたいやきと歯医者に消えた。

 

銭洗い弁天のある鎌倉まではけっこう距離もあって、遠足っぽくて楽しかった。あの日も寒かった気がするけど、坂を上ったり降りたりで体があったまった。また行くのは大変だから「ここぞっていう時」に使おうと残しておいたけど、とても日常なことに使うことになった。よく考えたらあのとき5000円がなかったら、10000円がなかった、とても不便なことになったので、とても有効な使い方だったかもしれない。

 

私がこの件から学ぶこととしては、お財布の中にはある程度大きなお金は入れておくべきということかもしれない。銭洗いをしたからという理由でいつも入っていたお札に助けられた。歯医者からの帰り道は、なくなっちゃった、また銭洗い弁天行こうかな、と思わなくもなかったけど、クレジットカードは洗ったままだしご利益はまだ有効なはず。満を持しての使い道が癒し(たいやき)と健康(歯)っていうのはすごく示唆的だし、ふつうの買物をするよりはとてもここぞっていう時だったんじゃないかな。