kate100s’s diary

百野毛糸の日記です。

「こうしたい」をはっきり伝える

ここのところストレスとかもあって気持ちのアップダウンが激しくなっているので、少しのことで感情がものすごく揺さぶられてしまう。

 

例えば今年は何を考えていたのかシュトレンを2つも注文していて、1つは大きなサイズなので実家で食べようと保存してあるんだけど、もう一つはプチだったので自分の家で食べようとあけてみた。

 

これ美味しいのかな、、、と考え込んでしまう味だった。スライスの仕方も説明書通りにしたのになんか・・・という感じ。ワインに合うとか、上にフルーツや何やかんやを乗せて〜という説明があったけど単品で成立していないってどういうことなんだろう。朝コーヒーと食べたかったな。ちょっと特殊な製法で作られているんだけど、私はその製法自体に魅力を感じたわけじゃないから、ありがたみもあまりなくて。ハイカカオのチョコレートが好きか嫌いかみたいな話なのかな。小麦粉や砂糖って美味しいんだな。。久しぶりにネットの買い物で失敗してしまってかなしい。

 

昼間ぼうっとテレビをつけていたらNHKで「プロフェッショナル仕事の流儀」をやっていた。人工ボディ技師の方の話に引き込まれてしまう。足に障害のあるきれいな女性が、ヒールのあるサンダルを履いてみたいというので義足を依頼するエピソードに感動してしまった。靴好きだから思い切り共感できる。いくら「ハイヒールはいらない」みたいな本がたくさんでても、履きたいものは履きたい。ヒールの靴は目線が上がって本当に気分があがるし、あの浮遊感は他ではちょっと味わえない。

 

”履きたい”靴を持ってきてね。”履けそうな”靴じゃなく。

 

依頼者の方にそう言い切った技師の方が格好良すぎた。そうはいっても女性は最初は”履けそうな”靴を探してしまうんだけど、店員さんのすすめで最終的に難易度の高い方を選ぶことに決めて、結果見事にその靴を履ける義足が完成した。一人の「こうしたい」という気持ちと「その気持ちに応えたい」っていうプロ意識が重なると奇跡は起こるんだって感動してしまい何度も鼻をかみながら見ていた。

 

技師の方は依頼者の方にお礼を言っていた。依頼があったから実現したんだ、あなたのおかげなんだ、って。なんて清々しい発想なんだろう。まさにアドラーの「悪いあの人」/「かわいそうな私」とかじゃなく、「これからどうするか」で行動している二人だな、って感心する。そういう考え方じゃないと前には進めないのかも。

 

ふつうの靴が履けてるんだからいいんじゃない?

ヒールなんて履かなくていいよ

私だってもう何年もヒールなんて履いてないわよ〜

もう無理しておしゃれなんてしなくていいんじゃない?

 

こういうことを言ってくる人もいたんだろうな、と思う。善意で。でもそういう人ばかりだったら今回の奇跡は起こらなかったし進化も止まっていた。自分の欲求をきちんと発することはとても大事だし、その願いの実現に少しでも貢献できる技術ももっていたいし、どちらも今はあまりできていない気がするのでこれから意識していかなければ。まず自分を尊重して、だから他人も、っていう健全な流れを作れるように明日からも働こうと思います。