kate100s’s diary

百野毛糸の日記です。

インスタライブ・デトックス

ついさっきまで怒り心頭で、「タイムラグを殺したい」っていう物騒なタイトルのもと、アンガーコントロールのサイトを見たはいいけど怒りでふつふつとしていて「あなたの怒りタイプ診断」のタイプ別集計とかしていられないし!みたいなことを書いていた。感情が後からわいてくるタイプです。

 

ふとスマホを見たらインスタライブが始まるという告知があって、なんとなく見始めたらあっという間に一時間が経ったし、怒りもどこかに消えていた。

 

SPiCYSOLというバンドを知ったのは偶然で、学生時代の先輩が行くはずだったけど行けなくなったBrown Rice Familyというバンドのライブのチケットを譲ってもらい、友達と一緒に出かけたところ前座?コラボ?で参加していたのが彼らだった。

 

見た目も格好良かったけど声がとにかくよくて、ノリノリで聴いたあと、友達も私も「Coral」という曲が特に気に入り即ダウンロードした。ライブの様子をインスタにアップしてね、と言われたのでお互いアップして、ボーカルのケニーがいいねしてくれたと自慢しあったのもいい思い出。

 

その後もインスタでそのままフォローしていて、ライブをやるとか引っ越すとかルームメイトがとかの情報が流れてくるけど、ライブに行くことはなかった。インスタライブも、これまでもしていたかもしれないけど特に視聴せずにいた。

 

ギターを抱えたボーカルのケニーが、インスタのコメント?でリクエストされた曲(主にカバー)を歌うんだけど、コメント読んでる時間がありコード?を見てる時間がありウォーミングアップ?なのかなかなか歌わないし、でもそれが全然気にならずギターの音を聞いていた。歌い出すといい声は相変わらずで、聞き惚れてしまう。

 

関係ないけど、ある曲を歌っているときに「この曲を聞きながら双子を出産しました」みたいなコメントがあり、歌への感想に入り混じって「男の子ですか?」みたいな質問がでて、だいぶ経ってから「男女両方です!」って返信があり、このコメント欄はリクエストをする場じゃないの??ってびっくりするんだけどみんなのびのびと楽しんでいてこれがインスタライブの正しさなのかもしれない。ライブ終了15分前の、最後の曲を絶賛リクエスト中のタイミングで「どうもありがとうございました。今日はよく眠れそうです。おやすみなさい」ってコメントした人もいた。自由すぎる。

 

友達というシンガーの女性が途中から参加した。ここでもなかなか歌が始まらなくて、もうそろそろ歌って欲し・・・くらいのタイミングでものすごい美声が突然響きだして息を飲んでしまった。笑顔のまま、座ったまま、ゆったりとした雰囲気のまま聞こえてくる歌声にさっきまで感じていたいらいらがすっと消える。プロすごい。才能すごい。

 

こんな風に「この人ちゃんとできるのかな?」って思わせておいて、ちょっと実力を発揮すると一瞬でみんなが黙るっていうパフォーマンスができるってどれだけ気持ちがいいんだろうと思う。もちろんその背景には才能と努力と鍛錬とその他諸々の積み重ねがあるわけで、私も実力をしっかりつければ変な仕事を変な振られ方で受けて後で怒りの気持ちでいっぱいになることもなくなるんだろうし、明日からも精進しようっていう前向きな気持ちで1日を終えられそう。これはまるで「ありがとうございます。今日はよく眠れそうです。おやすみなさい」っていうコメントそのままの心境で、ケニーがこのコメントに対して「はーい、おやすみなさい!」って優しく声をかけていたのも改めて思い出し、画面越しにリスナーを眠らせてしまうインスタライブの効用には感謝しかない。