kate100s’s diary

百野毛糸の日記です。

秋靴多幸感

電車の中で写真を見返していたら、最初にスクショしたのが今年の3月だった。Acne Studiosのブーツをついに手に入れました。

 

確かおしゃれな人のインスタにたびたび登場していて、画像とハッシュタグをくまなくみてブランド名を知って、ブランドのサイトを見ては同じデザインを探し出してスクショしたのが最初。

 

高級品なのですぐには買えずしばらく放置することにして、忘れたつもりがまた思い出してサイトをみて同じ商品をスクショした。スクショの数がもう5個くらいになって、久しぶりにルミネにいったらそこは秋世界で、もう秋だ、ブーツ!と思い立ってまた検索して、ご丁寧に在庫まで見てみたら「在庫少なめ」みたいな表示がでてまずい!!って焦って買いに行くことにした。春も夏も見守り続けてきたのにサイズ切れとか絶対嫌。

 

初めて行くAcne Studiosのお店はものすごく敷居が高かった。お洋服を見るのは日常なので緊張することってあんまりなかったんだけど、高級品オーラに加えてハイセンスオーラも目一杯で、どこから入るのか、そもそも開店しているのさえ分からないおしゃれな店構えに近寄るところからスタートしてお店の中にいらっしゃるモデルさながらの店員さんにびくびくし、なぜかお財布のコーナーに直進してしまった。

 

挙動不審になりながら憧れのブーツにたどりつく。綺麗な店員さんが、「定番のブーツです。素材が二つあって〜」と思ったよりフレンドリーに話しかけてくれた。続けて「ブーツを探しにこられたんですか?」と聞かれたので、インスタ等でずっと見ていてようやく実物を見にこれたんだと伝える。「じゃあ是非履いてみてください。サイズもありますので」と促され履いてみることにした。

 

ポインテッドトゥの靴では何度か失敗しているので試着は真剣にしようと思う。履いてみるととてもフィットしてるんだけど全く窮屈じゃない絶妙な履きやすさだった。靴自体のシルエット、履いた時の脚の見え方がとても綺麗で、パンツにもスカートにも合いそうで嬉しくなった。欲がでてスティレットヒールのものも気になると伝えると、ブーツとはいえピンヒールなので、ヒールを履きなれている人じゃないと普段使いにならないかも?とアドバイスされる。去年一目惚れして2回くらいしか履けなかったペリーコの8cmピンヒールブーツを思い出し、冷静になることにした。

 

お会計を済ませてすぐにミスターミニットに向かった。裏貼りと、最初にやっておくとよいという靴磨きをお願いした。出来上がり時間に今後のお手入れについていろいろと相談する。靴に栄養を与えるタイプのクリームとブラシを買うことにした。汚れ落としはありますか?と聞かれたので「デリケートクリーム」を持っています、と伝える。店員さんは少し黙ったあと、「こちらの汚れ落としムースが洗顔だとすると、デリケートクリームは乳液ですね」と静かに教えてくれた。靴はお手入れも好きでマメにやっていたのに乳液で汚れを落としたつもりになっていたのか、とショックを受ける。確か東急ハンズの靴クリーム売り場で頭がこんがらがりながら選んだか、アマゾンでレビューを読み込んで頭がこんがらがりながら選んだものなので、正しい判断じゃない可能性は十分にある。

 

「あ、間違ってはいないですよ。仕上がりがすっきり落ちるかどうかなので。こちらのムースはすっきり洗って、その後栄養を入れる感じです」

 

とても明快だったので汚れ落としムースも買うことにした。確かフランス人は乳液でメイク落としをすると聞いたことがあるし、完全に間違ってはいなかったのかも。大人になると、こちらのやり方を全否定して新しいやり方を激押しする人より、一旦別のやり方を受け入れた上で違う方法を教えてくれる人の方を信じるようになる。仕事でもプライベートでも参考になるなと思った。

 

早くブーツを履きたいから涼しくなってほしいし、もう少しサンダルを履いていたいし、コットンの深みのあるブラウンのブラウスを買ったからまだ暑いけどもう夏の終わりみたいな日にも困らないし、備えあれば憂いなしというのはお洋服にもとても当てはまる。同時にもう気分じゃないお洋服は早々に手放し、すっきりしたクローゼットで平成最後の秋も楽しく過ごしたいと思います。