kate100s’s diary

百野毛糸の日記です。

殺し文句は「Editor's Pick」

もう数日にやにやが止まらない。。

プラダのプラットフォームサンダルを買いました。

 

靴が大好きになってから長いのに、プラダの靴はいつもスルーしていた。仲の良かった先輩にプラダ信者がいて、とても履きやすいから毎シーズン買って、ワンシーズンで履き潰す勢いで履くと言っていたり、進藤やすこさんの本でも褒められていたり、いい靴なんだろうな、とは思っていたし店頭でもちょくちょく見ていたんだけどこれ、というものに出会わずにきた。それなのに。

 

振り返るとこの前見かけた雑誌記事(webで見たやつ)を読んでからの一目惚れだと思う。長時間履いても疲れない靴特集の冒頭で、プラダのプラットフォームサンダルが紹介されていた。最初にみた時はそれほどいいと思わなかったのに、文章を読んでいたらどんどん興味が湧いてきた。8.5cmヒールだけど、前の部分に厚みがあるから高低差を感じずに履ける。いつまでも歩ける。本店で色違いを買ってしまったとかとかそういう。11.5cmヒールバージョンもあるけど歩きやすさを考えて8.5cmヒールがおすすめ、とも書いてあった。

 

すぐにネットで検索し始めた。公式ホームページに出ていたのは少し違うデザインだったので、紹介されていたそのもののデザインを探した。文章検索と画像検索と公式とバイマなどなどを駆使して探し出した。途中、タキマキさんも愛用という情報も仕入れてしまった。

 

頭の中が熱に浮かされたようにプラダのプラットフォームサンダル一色になってしまったけど、勢いで買うにはお値段がすごいので一旦冷静になることにした。靴は履き心地が命だし、ネットで買うのはリスクだし。

 

週末、友達との待ち合わせ前に、デパートのプラダのお店に行ってみた。店頭には公式サイトに載っていた、少し違うデザインのサンダルが並んでいる。店員さんに雑誌のサイトで見かけて興味があったこと、試着をしてもいいかを尋ね、快く私のサイズを出してもらい、履いてみた。

 

一瞬で視界が開ける気がした。8.5cmヒールの高揚感はとても強い。ふかふかのプラットフォームシューズだから、浮遊感すらあった。ふかふかの絨毯を歩いて、店頭の硬い床の上も歩いて、鏡を見てみた。深い黒色のサンダルを履いた足の肌の色がとてもきれいに見えた。

 

黒とピンクと水色があるんです、と教えてもらう。ピンクも似合いそうなので履いてみますか、と聞かれてそうします、と答えた。ピンクも肌馴染みがよくかわいいなと思ったけど、店員さんのおすすめは肌色が映える方の黒の方だった。私も黒がシックに見えていいな、と思った。

 

一度はお店を後にした。衝動買いはよくないと思ったし、大抵の買い物は店を離れると忘れてしまうから、この出会いがどっちなのかを見極めたかった。

 

友達とランチをして、近況を報告し合って、ここのところ自分にとっていろいろなことが起きたことを再認識した。ニコール・キッドマントム・クルーズと離婚したとき、もうハイヒールが履けると言ったという噂があったけど、それに近い心境なのかもしれないと思った。

 

友達と別れて、まっすぐにデパートに戻った。もう一度黒を履いて、何度みてもかわいくて履きやすくて、靴を買うのは賭けだけど挑戦することにした初めてのプラダ。自分のサイズが無くなってしまったら悲しくて悔やみきれないと思った。

 

よかったら周りの方に広めてくださいね。とても親切で適切なアドバイスをたくさんくれた店員さんが最後にそう言ったので律儀にブログに書くことにした。トム・クルーズニコール・キッドマン、Editor's Pickの記事、思い返せば私は就職活動のときに編集者になりたくて、そういう諸々があの記事に吸い寄せられたきっかけで、背景のたくさんある買い物ができてよかった。早くもっと暑い季節になってほしい。そうしたらあのときお店で体験した視野の高さを存分に味わえるな、と思ってわくわくが止まらなくて。