kate100s’s diary

百野毛糸の日記です。

正しい雛祭り

一人暮らしだとどこまで深入り(?)していいかわからないイベントがいくつかあって、雛祭りもその一つ。

 

今年は、というか去年くらいから季節感は積極的に取り入れていこうというスタンスで過ごしていて、クリスマスにはリースを飾ったしお正月飾りもしたし七草粥も刻んで作ったしバレンタインも満喫した。雛祭りに関していうと、以前旅行先で衝動買いした陶器の小さな雛人形を持っていて、飾ったり飾らなかったりしている。その素朴さシンプルさがSNSで人気になったりした。あとは道明寺。大好きで毎年買って食べている。

 

2月の終わりに思い切り風邪をひいた。それもインフル並みにやっかいなやつ。熱は低いのに全身の倦怠感頭痛吐き気腹痛などに襲われ、三日三晩臥せっていた。少し良くなったので出社したんだけど、仕事を一通り片付けたあとは早退させてもらう。仕事のメールを見るにつけ、ああもう3月なんだ、2月終わった、と思い知らされた。

 

寝てる間にぐんぐん上がったらしい気温に感謝し、少し早めに帰宅した。途中で雛祭りをイメージしたお花を買った。陶器のお人形も飾った。

 

夕飯の時間までまだ間があったので本を読んで過ごしていた。ふと、今年は道明寺を買い忘れたことに気づく。

 

近所の和菓子屋さんはもう閉まってる時間で、買うなら電車に乗ってお店まで行かなくてはならない。もう部屋着に着替えてしまった。逡巡しているうちにいいことを思いつく。今年はちらし寿司を作ってみよう。

 

ちらし寿司を作ろうか、買うのか、そこに逡巡が生まれたのでクックパッドを見てみる。レシピがいっぱい出てくるけどだいたいが「ちらし寿司の素」「お刺身」を材料に挙げている。少し遠いけど大きなスーパーの電子チラシまで見た。できあいのちらし寿司は売っているし美味しそうなお刺身やちらし寿司の素や道明寺などなんでも売っている。デパートまで行って買うか、スーパーで済ませるか、家を出てから決めることにする。

 

外に出ると、昼間より気温が下がっていた。ちょっと寒い。病み上がりなのでデパートも遠くのスーパーも却下して近所のスーパーで買えるものを買うことにする。買えるものを、というのは、例えばうちの近所のスーパーはさつまいもがいつもは売っていない。あるもので済ませることがうまくなって気がする。ちらし寿司の素は案外簡単に見つかり、お刺身もマグロとサーモンは発見した。カイワレがなかったので誰かのレシピの写真に載っていたスナップエンドウを代わりに買った。

 

土鍋でご飯を固めに炊いたり、その間に錦糸卵を作ったり、スナップエンドウをゆでたり、お刺身を小さく切ったり、ちょこちょこと準備するのは楽しかった。ちらし寿司の素をご飯に混ぜたときのきらきらする感じも快感。盛り付けて、食べ始めたまではよかったんだけどちらし寿司ってこんなにお腹がいっぱいになるなんて。

 

2人分の分量で作って半分残してあるはずなのに本当にお腹がいっぱい。参考にしたレシピを改めて見たら「おもてなし、パーティーに⭐️」とあって、大人数でちょこちょこ食べる用だったのか、とうらめしく思った。

 

振り返ると、追加で買ったものの材料費が1000円くらい(ちらし寿司の素は2回分)で、電子チラシに載っていた出来合いのちらし寿司(小)が850円、(中)が1200円。労力を考えれば買った方がいい気もするけど具材を準備してちょこちょこと並べる楽しさは確かにあって、来年も雛祭りの日は作りたいな、ちらし寿司の素は来年まで持つのかな、と調べたら賞味期限は2018年12月24日までで、その見事なパーティーシーズン対応にちょっと感動してしまった。読み返して思い出したけど道明寺は結局買っていない。