kate100s’s diary

百野毛糸の日記です。

よく会う人に見せる姿は

突然「ご飯いかない?」と誘ってくる系の友人がたまたま同時に帰国したせいで今週はわりとちゃんとした格好で過ごした。新年度だし、気分がいいのでしばらく続けたいけどきっと月曜日からはダレてしまいそう。

 

いつも謎なのは、試着は真剣にするタイプなのにそれらを着て友達には会えないお洋服がうちにはたくさんあること。鏡の前でかわいい⭐️と思っていた服も、ファッション系のお仕事をしている友達、金融系のお仕事をしている友達、美術系のお仕事をしている友達などなどに会う時はなんかピンとこない。ということはその服はそれらの人たち以外の人に向けた服なのかな?と思うけどターゲットは一体誰なんだろう。

 

会社は仕事をするところだからOLみたいな服が正解で、そのことが腹落ちするまで随分時間がかかった。服装が自由な会社がゆえの個性の表現等等に逆に縛られていた気がする。去年読んだ進藤やす子の「お買い物のルール」に、30代になったらコンサバを意識するべき、とあって、なるほどな、と思った。女性誌を読むと「こなれ感」等の目標が掲げられているけど、「こなれてるな」と思われるより直球で「素敵だな」と思われた方がゴールに近い。自分の個性を最大限に活かしつつ万人が正解、と思う姿を目指すのが大人のファッションなのかもしれない。

 

人に会う時のお洋服に関しては、だいたいわかってきた気がするけど、毎日の会社に着ていく服は相変わらず不安定で、かわいいんだけどオフィスではカジュアル過ぎると気付くことがけっこう多い。サイズが合っていないこともしばしば。

 

20代の頃はわりとお洋服を褒められる機会が多かったけど、30代になってからめっきり減った。服を選ぶ時の気持ちというかテンションというか自信が全く違うので、つくづく人は見る目があると思う。20代の頃は人が買わないような服を妙な使命感を持って着こなすことに全力を注いでいた。若さで着こなしていた部分も大きかったと思う。何よりあまり人の目を気にせず、自分の体型や個性を際立たせるものを楽しんで選べていたと思う。楽しんでいる姿は人から見ても心地よいものだったのかな。

 

30代になって、試着室で考えるのはこの歳でこれを着ていいのか?みたいな逡巡が大半になってしまった。除外アイテムが増えた。似合う似合わないより間違っていないかが気になる。正解が知りたい。雑誌を読まなくなった代わりに、以前は必要性がよくわからなかったファッション指南本を読むことが増えた。

 

コンサバを意識するようになってから、ブラウスを着るようになった。家で洗えてシワにならないなど、とても機能的で、通勤着に向いている。歩きやすいヒールの靴のブランドも見つけた。タイトスカートの選び方が上手になった。ワンピースを普段にも恥ずかしがらずに着られるようになった。

 

社会人1年目が通過するようなステップを、30代も後半になってからひとつひとつ体験している。20代はモードを意識した自由なファッション、30代でコンサバ、その先の40代はどうなるかわからないけどそれはその時に考えればいいことで、まずは今のきちんと路線を極めてみたいと思う。ちなみにきちんと路線のお洋服の値段はとてもお財布に優しくて、20代の頃にこっち路線で過ごしていれば貯金もたまって人からも好感を持たれ人生がスムーズに行ったのかなと思うと少しだけ、本当に少しだけ後悔の気持ちが芽生えてしまうのだけど。