kate100s’s diary

百野毛糸の日記です。

ワンバウンドは損じゃない

仕事の山場が一つ終わって次の山がきて、合間に映画を見にいっては今更始めたメルカリの発送を次々と済ませているうちにすっかり冬の気候。暖房も加湿器も稼働してるし早割で頼んだ年賀状も早々に届いてしまったしで冬どころか年末。「迅速で丁寧」っていう、仕事場でもよくいただく褒め言葉をたくさん頂戴したのでこれが今年の私の本質なのかな。

 

自分ではアレルギー性鼻炎かと思ってアレグラを飲み始めたんだけど、会う人会う人に「風邪だね、つらそう」と言われるほどの鼻声が続いているから風邪みたい。

 

そんな体調の中『ボヘミアン・ラプソディー』は早々に観に行ったし、フィルメックス?という映画祭??よくわからずに向かったんだけどそこで上映された『COMPLICITY(コンプリシティ)』という映画もとてもよくて、感情を揺さぶられっぱなし。そろそろ一休みしなければとジムの予約をキャンセルしてみた。

 

ここのところ会った人にわりと「最近なにかいいことあった?」「なんか綺麗になってない?」的なことを言っていただくことがあって、特に思い当たることがなくて曖昧に笑ってたんだけど、昨日ひとつ大事なことに気づいた。

 

ことの始まりはTHREEのクリスマスコフレを買ったことで、普段使わないような色が入ったパレットが手元にある。当然使い方が難しいのでマニュアル通りにつけている。どこに何をつけるかは当然なんだけど、今まで化粧品カウンターでなんどもなんどもなんども!!言われてきたけどスルーしていたことを実践し始めた。

 

「指先にとって、手の甲に一回つけてからまぶたに乗せてください⭐️」

 

ハイライトもチークもアイシャドウもアイブロウパウダーも、あらゆる粉もの練りものについて散々言われてきたはずなのに、なぜかやらなかった。だってそれだと色が発色しなさそうだし手につく分がもったいない。

 

このワンバウンドだけど、THREEのアートオブパーティーに関してはやるしかなかった。元の色が濃いものばかりで、さすがに直接つけたら濃すぎるでしょう。

 

手にとって、甲で伸ばす。伸ばした後の指をまぶたにのせ丁寧につけると絶妙な透け感がでる。色を重ねても厚みが出ず、なんというか、仕上がりが清潔っていうかきれいっていうかそんな感じ。難関の紫色も同じやり方でのせると色はちゃんと発色してるけど透き通る感じのままにみえて新鮮。

 

応用してみた。チークもいきなり塗らずに手の甲になじませてから、アイブロウパウダーもおそるおそる手の甲になじませてから、、、でメイクすると、これ?抜け感ってこういうこと!?っていう仕上がりになった。強調されるべきところが強調されて、線や面の主張がない。

 

手につく分がもったいないとか悠長なことを言っている場合じゃない。メイクは効果が全てなわけで、そこで多く粉をつけることで失われる代償(質感)はとても大きく、だいたい発色というのは「パレット通りの色がでた!やった⭐️」というもんじゃない。当たり前だけど。

 

自分をきれいに見せるためのメイクにどれほどの邪念が入っていたかびっくりしてしまう。ゴールはパーツを上手に描けた!じゃなくて全体。全体としてきれいに見えることを追求するときに邪魔なものは何かを常に考えていきたいと思います。これってメイクだけじゃなくて髪型やお洋服についてもいえることなんだろうし、最近の私はメイクと全身のバランスをとることを心がけているのでそういうのは人の目にも好ましく映るものなのかな。

もう何度目かのルミネカード10%オフに向けて

秋冬に向けていろいろと更新していたらルミネカード10%オフのお知らせが届いた。そういえば最近ルミネに行っていない。

 

今度こそ必要なものだけ買おうかな、とリストアップを始めた。お洋服はもう本当に充分買っているから上のフロアには行かないことを決意する。決意って一番無駄なものだけど。

 

必ず必要な化粧水、美容液、クリーム、クレンジングなどについて、お店も吟味しながらリストにした。それぞれの価格がいくらで、5%→10%オフになると具体的にいくらお得なのかを数値で把握しなくては。

 

7点くらい出てきて、そうなると数千円も差がでることが分かった。平日に行けたらいいんだけどあいにくその期間は早く帰れなさそうで、どうしても週末になってしまう。絞りに絞って3店舗なんだけど、「番号札お持ちのお客様ー!」を3回やるのはけっこうきつい。

 

そういえばシャンプーも、と思い立ったらまた事態が複雑になった。愛用のラ・カスタのシャンプーを、お風呂場のスペースの問題で小さなサイズで買っていた。大きい容器の方がお得だとは知っていたけど置けないものは仕方がない。でも最近ボディーソープを変えたらスペースができた。ということはついにお得な大容量で、しかも10%オフで買えるかもしれない。

 

すぐに思い直す。化粧品を買い終わった後、コスメキッチンで小さなサイズのシャンプー&トリートメントを買うとき、「重っ!!」といつも後悔していた。大容量ってことは当たり前だけどいつもよりもっと重いのでは。

 

・他7点を買った後の大容量はきつい

・きついのは疲れる

・大容量にしたことですでにいくらかお得なんだし・・・

・10%オフはあきらめよう

・そもそも、5%オフのために店舗から持って帰るのもきつい

・こういうものこそ宅配なのでは?

・ラ・カスタの公式HP?

・ちょっと待って、コスメキッチンのサイトもある!

・ルミネのサイトで事前購入手続きをするのが一挙両得なのでは?

・ルミネのサイトでは売っていない・・・

・(再び)コスメキッチンのサイト、新規登録キャンペーンで500円オフ!

・シャンプー(大容量)をカートに入れると、あと1200円で送料無料・・・

・エコ洗剤(衣類)とエコ洗剤(キッチン)で悩みに悩んで(キッチン)に

 

「Search」という映画を観た後なのでリアルタイム実況風に書いてみました。シャンプーひとつ買うだけで本当に目まぐるしい。人を探すとかそういう崇高な目的があるわけではないのに、検索に費やした時間はわりに合っているのか。いい解決策を見つけたときの達成感はなかなかなんだけど。

 

他にも今日は、生ゴミなどを入れるレジ袋がいつの間にかなくなっていたことを発見した。買い物の回数をもっと増やさなくては、と思ったんだけどすぐに「どこかで売っているのでは?」と思い直し、Amazonで検索した。「レジ袋」で検索すると、合わせ買い対象商品になっているくらい安くてたくさんの枚数が入った袋がいろいろ出てきた。でもサイズ感がいまいちわからない。レビューを読んでも、「想像より小さかったです」みたいなのが多く、あなたの想像は私にはわからなくて〜以上の感想がもてない。

 

「Search」でお父さんがフリー素材に気づく瞬間みたいに、「ゴミ袋」で検索してみては?という考えが浮かんだ。正しい、というか、私が欲しいものに対し的確な答えを返してくれたのはこちらだった。生ゴミが臭わない袋(もともとはおむつ用に開発されたみたい)がいろいろでてきた。こっちがいい。

 

こちらも2000円以上買うと送料無料、に満たない金額で、あと1000円何か買おうかなと少し考えてすぐに、今日買いに行こうと思っていけなかったKATEのマスカラ:ラッシュフォーマーをカートに入れた。

 

今週末のTo Do リストは、シャンプーと、生ゴミ用袋とマスカラを受け取ったら早いうちにルミネに行って、主に基礎化粧品7点を買いまわって上のファッションフロアには行かずにまっすぐ帰宅し、10%オフで得した分を何にも散財しないで1日を終えること。入手した脈絡のないものたちを指定の位置にしまうだけでけっこうな体力を使いそうで今からどきどきしていて、仕事も佳境だけどそこに全力を使い果たすわけにはいかなくて。

意志と欲求

ここ数年悩んでいることがあって、夜ご飯を食べるとすぐに眠くなって寝てしまう。ここ数年どころか、実家にいたころは家族中がそんな感じだったからもう遺伝のようなものかも。遊びにきていた子に「トイレから戻ったらみんなが死んでるのかと思った」とか言われてたし。

 

解決しようという決意はすごくあって、どうやったら避けられるかをずっと考えている。夜寝てしまい夜中に起きてベッドで眠るのが遅くなって〜という悪循環は健康にも肌にも悪いし。わかっているんだけど。

 

といっても解決策はあまりなく、せいぜいすぐにお風呂のスイッチを入れることくらい。できあがっても消えるランプを横目に寝ているのであまり意味がない。

 

その上、今更気付いたんだけどここ数年の私の行動は、眠ることへの環境整備に一直線に向かっている。

 

まず、ソファを買い換えた。ソファを買い換えてよかった話に書いた気がするけど、ベッドに定評があるメーカーのを買った。うたた寝にぴったり⭐️ってそれでよかったんだっけ。。

 

横になって本が読める枕を注文した。これも見かけた瞬間「横になって本やスマートフォンを見るのにぴったり⭐️」と運命かのように即決で買ってしまった。横になってスマホを見て疲れたらそのまま眠るのに本当にぴったり。

 

食後の眠気にとても困っているはずなのに、欲しくなるものは食後のうたた寝をサポートするものばかり。これは一体どういうことなのか。何人もの人から言われた「食事の前にお風呂に入ってみては?」というアドバイスは完全にスルーしているのに。

 

いつものパターンの末遅くにベッドに入るとき、こんなに気持ちのいい空間はないしどうして最初からさっさとお風呂に入って眠ろうとしなかったのかと後悔する。そういえば髪の寝癖をなくす、みたいな記事を読んだことをきっかけに枕カバーをシルクに替えたりもした。つるつる⭐️。発見したのは、つるつるの感触は顔より手の方が感じること。髪の毛が一本触れたときとか、顔の方が感覚が繊細だと思っていたのにシルクにかんしてはちょっと違った。とにかくベッド周りはとてもとても快適にしてある。部屋の乾燥がひどいので加湿器もつけている。快適度が増したはず。

 

それでもご飯を食べた後すぐに訪れる眠気に負けて「ちょっとだけ」って横になる気持ちの良さには劣るのかも。ベッドで眠るのは「眠りたい」+「眠らなきゃ(明日も早いし)」のコンビネーションだけど、ソファで眠るのは「眠りたい」+「今眠ってはいけない(明日も早いし)」の掛け合わせで、つまりそこにあるのは背徳感的な何か。正しさも大義もなく、ただただ眠りたいという純度の高い欲求。そのわりに熟睡感はなく、その後ベッドでまた寝て起きた朝には後悔だけが残るくらいの寝不足感で、ふたつの眠りがいい感じに結合される日がいつかきてくれないかな、っていう誰に頼んだらいいかわからない願望を眠気をこらえながら書いています。

THREEのアートオブパーティーズが素敵すぎる

クリスマスコフレとかあまり買わずに大人になったんだけど、去年から季節感を取り入れようとしていたら各社のコフレが急に目に入るようになった。

 

買い慣れていないから、とりあえずポーチがかわいいのにしようかな、みたいに雑誌のインスタなどで流れてくる画像と説明をなんとなく見つつ決められずにいたところ、たまたま通りかかったTHREEの店舗で見かけた「ART OF PARTIES」のパレットに釘付けになった。

 

一見どう使うのかわからない。強いていえば#01の赤いのが赤リップにいいのかな、というくらい。#02のパープルとか、どういう仕上がりになるのかさっぱり。

 

平日夜遅くのお店は空いていて、優しそうでおしゃれな店員さんが丁寧に説明してくれた。アイシャドウ・リップ・チークに使えるパレットで、使えない色が案外ないんです、という。お客様には肌の色からしてどちらかというと#02が映えそうと言われてびっくりする。特にパープルをアイシャドウに、といわれてどきまぎした。

 

よかったらつけてみませんか?と言われ、アイシャドウをちょっと重ねてリップを試すくらいかな、と思ったらだいぶ違った。マッサージできるクレンジングバーム、化粧水、クリーム、日焼け止め、、、とステップごとにケアしてもらい、クレドポーでもアディクションでも思ったけど、とにかく土台が大事なんだなと再認識した。マッサージの後はフェイスラインがすっきりして肌はふくふくした。そこからアイシャドウにいたるまでに数ステップ。特にTHREEで一番売れているというシマリング・グロー・デュオの効果に感動した。コンシーラーも毎回「ああそうだよね、使うと全然違うよね」と思って毎回使わずに毎日が過ぎてしまうんだけど。

 

「いよいよパレット使っていきます⭐️」と7色入りのパレットにとりかかる。クリーム状のブラウンをまつげの際に沿ってつけて、隣のブラウンを重ねて、目頭から真ん中には薄いピンク?ベージュ?をぼかしていく。最後に懸案のパープル。少量を黒目の上あたりから目尻に向かってにのせる。ニュアンスカラーというのはこういうためにあるのか!というくらい、瞳がきれいに見えた。濃い色なんてないのに目の印象がはっきりする。

 

アイライナーも深いボルドーで、マスカラも赤系のニュアンスカラーで塗ってもらった。目元の印象が更に強くなって、でも全然きつくない。こういうメイクがしてみたかったな、というような顔になった。

 

シマリング・グロー・デュオで顔立ちははっきりしていたけど、パレットのチークを薄く、ごくうすーくのせてみましょうと言われてさっとつけると顔立ちがふっとやわらかくなった。気がした。黒やブラウンなどの濃い色を一切使っていないのにパーツが際立って見えるのは魔法みたいだった。

 

「私もTHREEに入ってから黒のライン引かなくなったんですよ」店員さんはそういって笑った。改めてお顔を拝見すると、やはり顔のパーツの印象ははっきりしているのに、強いラインが存在しない。ニュアンスカラーのパワーすごい。もう完全にTHREEマジックにはまった。ファンが多いのもわかる。クレンジングオイルだけ使ってる場合じゃなかった。

 

深い赤とボルドーの中間みたいなリップカラーを塗ると顔色が一気に明るくなった。休日に良さそうなしっかりした色。

「このままでもきれいですが」隣のオレンジ色っぽいカラーを筆に取り、

「オフィスにはこの色を重ねるといいかもしれませんね」と重ねた。

一瞬で華やかでも落ち着いた印象の大人っぽいニュアンスがでて、確かにオフィスにぴったりというか、ぴったりといいつつ地味では全然ない感じになった。

 

THREEのメイクは今までノーマークで、ニュアンスカラーの凄みを全く実感していなかったんだけど一気に虜になってしまった。「アートオブパーティー」のパレット(#02)を予約して、シマリング・グロー・デュオとカラーアイライナーを買って家に帰った。問題は再現性。冬は下地しっかりめ&ファンデーション軽め(くすみやすいから)&目元口元のコンシーラーはしっかりめ&目の下にハイライト/頬骨にオレンジ&まぶたもコンシーラー、、、とたくさんのことを教えていただいて実践しないともったいない。冬はお布団の魅力がぐんぐんアップして1分でも長く寝ていたいんだけど、アートだと思ってメイクを頑張ってみようと思う。

 

アイホールの形がきれいだからアイシャドウが映えるお顔立ちだとか、ラインでニュアンスを消してしまうともったいないとか、初めて言われたこともたくさんあって、期せずしていろいろとアップデートができてよかった。定番探しと新鮮味の取り入れは平行してやれるといいし、アートオブパーティーズは10/25発売で現在予約中で店舗によっては予約受付終了のところもあるらしいので気になった方はぜひぜひお早めに。

あの日フォションでお茶したよね

今年は台風その他自然災害が多く、幸いにも自分の身になにもなかったから少しだけど募金とかマメにしていたんだけど、もうこの募金はどこ宛てだっけ?って混乱するくらいあちこちで被害。

 

この前の台風は特別にすごくて、風が強くて強くて強くてあ、こういうとき、窓って割れるのかも?と思いながら眠れずにいた。寝たけど。30分後くらいで。

朝起きると台風一過の晴天で、気温もとても高くて久しぶりにサンダルで出社した。トップスはノースリーブ。色は黒にしたけど「夏すぎじゃない!?」といろいろな人に突っ込まれた。

 

そんな感じで大変だけど被害はなく、のつもりでいたのに、実家の両親いわく実家のベランダに設置されたサンルームの屋根がはがれて隣の家の敷地に飛んで行ったという。気づいたのはお隣さんが飛んできた屋根を持ってきてくれたからで、それまでは”半分、青い”(母談)空に気づかなかったとか。「あの日から晴れてたから・・・」ってそういうものなのかな?と信じられないんだけど、自分も家の間取りを聞かれてろくに答えられなかった経験があるからとにかく人は住んでいる家のことを意識しないものなのかもしれない。

 

電話でその話を聞いたときはちょっと笑ってしまったんだけどよく考えたら深刻で、屋根を直すってけっこう大掛かりだろうし、さらに、あの台風でのもっと深刻な被害(車庫のシャッターがゆがんで開かなくなったとか)がどんどん報告されており、屋根とはいえ母屋ではない箇所の不具合の点検はずっと後回しになるそう。

 

幸いにも姉が大騒ぎをし、屋根がオープンなまままた台風がきて部屋に水が入ってきたら困る、とアドバイスしてくれた。父は姉から受けた土嚢を置いたらいいよ、という的確なアドバイスを、土嚢なんてもったいないと、猫よけにしていたペットボトルを積み上げるっていうアレンジを加えて実行していた。隙間ができるし意味あるのかな?と思ったけどもう祈るしかない。

 

そんな中、両親が久しぶりに東京にくるというのでお昼ご飯を食べた。いろいろ考えてお見舞金を包んだ。親にお金を贈るのはどうなんだろう、と思う気持ちもあったけど、見ず知らずの人には募金するのに、一番身近な人になにもしないなんてなんか変だと思い直した。断られるかな?と予想していたけど両親はすんなりと嬉しそうに受け取ってくれた。娘の気遣いと成長がうれしかったのかもしれない。

 

気づけば最後に実家に帰ったのはお正月で、父親は執拗に今年に入ってから会った回数をカウントした。何度数えても2回で増えることはなく、1年に2回、自分があと10年生きるとしたら2かける10でなんと娘と食事をする回数は20回なのだと訴えかけてくる。20回が多いのか少ないのかよくわからないな、と思ったけど、とりあえず「えー、20回!少ないね!!」と反応してみた。

 

両親は父親の運転できていたんだけど、当初の予定では彼らが私を拾って目的地に行くはずが、なんかいろいろ難しかったのか急遽私は電車で来るように言われた。私の家から目的地は20分もあれば行けたので、最初からそのつもりだったんだけど迎えにきたいというので従っていたら土壇場の変更。親孝行は難しいなと思う。私は昔から自立心が旺盛で、大人になってだいぶ経ってから頼るのも親孝行だと知ったんだけど、後者については覚えてから日が浅くてまだうまくできない。

 

父から「我々は”Fauchon”に」というメールがきたので電車を降りてお店に向かった。ランチ前の待ち合わせだから店の前で待っているのかな、と思い急ぎめで向かったら二人はお店の中に座ってコーヒーを飲んでいた。贅沢。多分すごく怪訝な顔で店内に入った。両親は私があまりに早く到着したので驚いていた。ここにくるまで紆余曲折があったらしく、なんとなく空気を察して大人しくコーヒーを頼んだ。コーヒーは700円で、想像よりはよかった(1200円くらいしそうなイメージ)。

 

いつからか忘れたけど、両親に会う日は元気に見える服装を選ぶようにしている。今日はアニエスベーの赤いニットとsuesadaのワンピース。今季一番のお気に入りコーディネートかもしれない。父も母も今日の格好はいい、顔色もよく元気そうにみえると嬉しそうだったので狙いは成功した!と私も嬉しかった。

 

父と少し離れると、母は道中のトラブルや揉めたエピソードを次々と暴露し、それにしても贅沢なお茶だったね、まあ思ったほどの値段じゃなくてよかったけど、1時間以上ゆっくりしたしね、隣の人が食べてたクロワッサン美味しそうだったわね、あらこっちにDean & Delucaだってスターバックスだってあったのになんでわざわざ高級店に、みたいに話していたときに唐突に

「でもさ、あとから振り返って、あの日フォションでお茶したよねって懐かしくなるのかもしれないし」

って自分で言って泣きそうになった。

 

20回ってなに。少なすぎるでしょう。だったら一回一回を特別なものにしなきゃいけないし、私たちは家族旅行とかするタイプじゃないからそういうこともなさそうだけどよくないんだろうか。元気にみえるお洋服選び、お見舞い金、敬老の日に母の日に父の日に誕生日。そういうのがいつか確実にできなくなる。

20回のうち10回は東京にきたりできるだろうけど、だんだん横浜近辺になるかもしれない。あ、そうなったら10回がまた増えるかも?

父のオリジナルの計算方式では数はいつも安定せず、だからきっと20回なんてうそのようにたくさんになるかもしれない。実家に帰ってこないことをやいやい言われるんだけど、よくよく聞くと実家の私の部屋はガラクタでいっぱいで寝る場所もないみたい。なんかそういう感傷と突っ込みどころが満載なのがまさに私の家族っていう感じで、とにかく早く、施工会社が見積もりにきて、修理が無事に終わりますようにってやっぱりもう祈るしかない。

「好き」がなかなか言語化できない

10年ぶりくらいにまたやってしまった。家のサイズ、本棚のスペースを全く考えない買い物。マリオ・ソレンティの『KATE』を買いました。

 

Amazonと私の関係はKate写真集と私の関係というくらい、学生時代に買えなかった写真集を大人買いしてきた。実物を見ていないから、届いてサイズにびっくりするやつ。

 

本棚の奥底(そこにしか入らない)にある大きくて厚い写真集を久しぶりに見返した。同じ写真家かと思っていたらマリオ・テスティーノだった。古書店にわざわざ出向いて買った『kate』も。

 

今回の『KATE』は、まだどこにも収録されていない写真が入っている、ボックス型、、のような情報だけ知っていた。しばらく迷ってカートに入れたり出したりして、結局「なくなったら嫌!!」と購入手続きをした。外国からAmazonを経由してうちに届いた。それでも一週間くらいだから早いなと思う。

 

ポストに不在届けが入っていて、一番大きな宅配ボックスに入っていたから「ん?」と思ったんだけど、扉が開くとさらに「ええ??」とびっくりした。大きさでいうと、洗濯物の角ハンガーを買ったときくらいの段ボールだった。両手で抱えてなんとか鍵を開けて家に入る。平日だったので開封は週末に、と思って部屋に運んだ。

 

さっき開けたんだけど、大きな段ボールの中にさらに段ボールが入っていて、そこにもう『KATE』と記されていた。中を開けると白い緩衝材が四つの角に入っていて、その中にさらに質のいい箱(素材なんだろう・・・布?)があり、開くと中にアルバムのような写真集が現れた。

 

贅沢すぎて少しずつ見ることにする。『KATE』と印字された段ボールに入れて保管したほうがいいんだろうけど、スペースの事を考えて外身は泣く泣く処分した。

 

少しめくったページには、10代から20代にかけて私が憧れに憧れたケイト・モスの姿があって、胸がいっぱいになる。高校生の頃はスーパーモデルブームで、友達とよくモデルの話をしていた。たくさんいる素敵なモデルの中で、私はケイト・モスにとにかく惹かれた。最初に知ったのはカルバン・クラインの広告だったかもしれない。ファッション・ショウで彼女が着ていたニットと少しだけ似ているニットをGAPで見つけて長い間着ていたり、ハンターのブーツ、ロンシャンのバッグなど、たくさん影響を受けた。高校時代、カルバン・クラインジーンズが欲しくてたまらなかったけど買えなかったことは未だに思い出す。

 

長いこと「私が好きなものはみんな好き」いう気持ち悪い勘違いをしていて、学生時代の友達は優しいから「そうだね、そうだね」と聞いていてくれたのが、社会人になってからの知り合いの中ではそうはいかなかった。私の好きな歌手や女優さんやモデルさんが否定されることがあって悲しかった。悲しいのに反論ができない。好きの理由を説明することがとても苦手だと知った。

 

昔はたくさんの雑誌でしょっちゅうケイト・モス特集が組まれていた。確か辛酸なめこさんだったと思うけど、彼女のことを「おしゃれAカップ」と評していた。とても華奢で、ウェイフモデルと呼ばれていたくらいだからそうなんだけど、魅力はそこなのかな、と考え込んでしまった。

 

もう私はいい大人だから、気に入らないことについて饒舌に話せるより、好きなことについて熱く語れたほうがいいわけで、今回思い切って買った写真集をくまなく見て、「なんか好き⭐️」以上の言葉を見つけたいと思います。どの写真を見てもハッとして息を飲んでしまう、みたいな反応の描写だけではなくてもっと人に伝えられる何か。

秋支度着々

宅配クリーニングに出していた羽毛布団と毛布が戻ってきていよいよもう秋。数年前にデパートの催事で買った夏掛けがとても優秀で、春の終わりから夏中快適だったんだけど、そろそろ毛布を重ねたくなってきた。

 

この秋は、っていつもそうだったのか思い出せないけどとにかく雨が多くて、朝は履いていく靴に迷ってしまう。パンツも長めのものは濡れてしまうかな?と避けたり。

 

今年は衣替えを早めにしたので、9月の初めから色味を秋っぽく、後半からは素材も、というようにうまく移行できた。キャミソールにニットだけ、みたいな格好で出かけられる期間は意外と短く貴重で、気温と天気のバランスを見ながら毎日真剣にお洋服を選んでいる。

 

アディクションの美容液ファンデーションがちょうどなくなった。ここ1ヶ月くらいファンデーションについて考えていたけど、結論はクレド・ポーのル・フォンドゥタンをリピートすることにした。秋冬は乾燥するし、クリーミーなテクスチャーがいいと思った。美容液ファンデーションもよかったけど、液状なので長井かおりさん(ビジュアルブックまで買ってしまった)が提唱する美肌ゾーン塗りには向いていなかった。

 

半年くらいぶりにル・フォンドゥタンを開封するとまたテンションがあがった。ぺりぺりと剥がすビニールのシールについたファンデーションもスパチュラで丁寧にすくって使う。この伸び、ツヤ感、絶妙な色味、塗ってる感がなくて元から肌がきれいだった?みたいに仕上がる実力はそのままで嬉しくなった。戻ってきてよかった。

 

今回のルミネカード10%オフは、必要な基礎化粧品を買い足して終わった。あとはShinzoneでビックシルエットのニットを買ったくらい。毎年思うけど、腕の長い私にもちゃんとオーバーサイズになるニットを出してくれるこのお店が大好き。Shinzoneのデニムの着こなしは正直難しいけど、スキニー至上主義から脱却しようとたまに挑戦したくなる。

 

定番が決まったら後は買い足し、というのが賢い消費者なんだと思い立ち、自分にとってのベストを探し始めて1,2年。ようやくいろいろな定番が見えてきた。ファンデーション、下地、日焼け止め乳液、スキンケア全般、ニット、パンプス、麦茶(重要。今年の夏だけで4回はリピートした)、衣類用洗剤、食器洗い用洗剤、ハンドソープ、ルームディフューザー。といいつつたまにする浮気も楽しくて、定番がなくなったらどうしようっていう恐怖心と新しいものを試せるわくわくのバランスが取れてきたと思う。

 

今年の新しいものは、PRADAのプラットフォームサンダルと、Acne Studiosのブーツ。プラットフォームサンダルは履く時の高揚感と緊張感(気をぬくと足元がぐらぐらする)がとても楽しかった。雨ばかりでAcneのブーツがなかなか履けないのが寂しい。あとは初めて買ったSuesadaのワンピース。シンプルなんだけど女性に生まれてよかった!と思うほどの美しいラインで、着ていて自然と姿勢が伸びる。

 

ストレッチのお店で提唱された家でするトレーニングを何一つできないまま1ヶ月が過ぎた。美容やファッションに関しては労を厭わないのに、どうしてこうなんだろう。学校の体育の時間が苦手だったことまでさかのぼってしまう。でも考えてみると髪の健康のためにukaのブラシで頭皮マッサージ、美容液ダブル使い、休みの日でもちゃんとフルメイク、毎日の丹念なお洋服のコーディネートなどをやっているから身体のラインにも意識はいくわけで、得意なところからのアプローチがいいのかもしれない。24時間分の90分より毎日の意識、というトレーナーさんのお言葉をありがたく取り入れ、背筋の伸びるメイクやファッションを心がけて体型改善につなげていくのが今年の秋の目標です。