kate100s’s diary

百野毛糸の日記です。

2011.3.11についてはまだ何も書けない

後から思い返すと2011年はものすごく色々なことがあった年だった。よく言われることだけど、渦中にいるときは大変さがよくわからなくていつも通りのテンションで諸々対処していた。点と線みたいな考え方をすると、この年に起きたことが今の自分の状況を形作ったみたい。

 

それはそうと、私がよく知らないことに対してあまり躊躇なくうっかり手を出しがちなのはなんでなんだろうって週末からずっと考えている。

 

宇宙のこととか全然知らないのに「ファースト・マン」を観るとか、マーベルを全く知らないのに「キャプテン・アメリカ」をいきなり観るとか、海外在住の友達を連れて「HiGH&LOW THE MOVIE」とか、ジャズについてよく知らないのにチック・コリアのコンサートに行くとか。上原ひろみさんにハマっていたからその流れで。

 

ボクシングの試合を見たこともないのに「1R1分34秒」を夢中で読んで、読むだけに飽き足らず著者の町屋良平さんと角田光代さんのトークショー(角田さんもボクシングをやられていて ボクシング小説を書いていたそう)にまで行ってしまった。お二人ともとても素敵な方でトークも面白かったし行ってよかったんだけど、テーマが体を動かすこと、書くこと、ボクシングとかだったからやはりある程度ボクシングを知っていた方が良かったんだと思う。

 

本を持っていたのでお二人にサインをいただくことができた。角田さんについては結構たくさん読んでいたがゆえにかえって何が好きとかそういう具体的な感想が言えなくて、「ドラママチを繰り返し読んでいます」と、もっと最近の話も読んでいるはずなのにそう主張してしまった。

 

町屋さんについては第一声で「ボクシングのことを何も知らないけど一気に読んで〜」的なことをお話して、「ダンスのことを何も知らないけどダンスの話も読んでみたいです」と続けた。「それは嬉しいです」「しき、は、youtubeにあがってるダンス動画が出てくるのでそれもみてみてください」と優しく受け答えしていただけたけど、この「何も知らないけど」アピールは我ながら一体なんなんだろう。

 

思えばそういった、自分が普段スルーしている分野について触れる機会の後、継続的にハマったものがあまりない。私がツイッターでファンの会社員の方は、HiGH&LOW THE MOVIE(一発でこう変換されてすごい)を一度観た瞬間からツイートがEXILE一色になったし、というかエグザイルではないのかな、三代目?とか、なんかそういうファミリー的なみなさんについてずっと語っている。シネマ歌舞伎を一回見てから舞台に足繁く通う友達がいる。建築展にいって、現地で見てみたいと旅行に出かける同僚がいる。私も「阿弖流為」は観て感銘を受けてブログにも書いたんだけど。。

 

せっかく興味を持ったんだから、LDHにしろ歌舞伎にしろ宇宙にしろボクシングにしろダンスにしろ、もう少し深掘りしてみればいいのにと思う。子供の頃から言われていたけど気にせずにいた「根気がない」という特徴の根深さに今ごろ気づいてしまう。というか、テーマはなんでもよくて映画という小さい時から見慣れた形態でドラマが観たいだけなのかも。

 

全然関係ないけど今年に入ってからいよいよ姿勢の悪さが気になってきて、これはピラティスだけではどうにもならなくて筋トレが必要な気がしてきてジムを検索し始めた。こういう時も身近なジムじゃなくて最高のジムに手を伸ばそうとする悪い癖が出てしまう。行き着いたのはその名も「GRIT NATION」で、サイトを見るうちにここに入れば姿勢や体型などの見た目どころか人生観も変わるんじゃないか?という気がしてきたけどよく読むとこのジムはグループレッスンが主であり《仲間》との声かけによってモチベーションが高まり〜のあたりで無理無理絶対無理と気づいて思いとどまった。運動が苦手な上に数年通ってるピラティスで知り合いが1人もできない私には最も向かない。メンバーに迷惑をかけてしまう。

 

今更だけど「GRIT 〜やり抜く力」ってビジネス書でも話題になっていて、私に欠けているのはそういうことなのかも。よく「得意なことは始めること、苦手なことは続けること」って冗談で言っていたし。。好奇心旺盛なのはいいけど、何かに出会ったらその一つ一つをもう少し大切にしていければいいと思う。「しき」はもちろんその日のうちにAmazonで買ったんだけど、いつになっても配送連絡がこなくて今デイリープロバイダーへの不安が募っています。

人生がときめくバレンシアガのペーパーミニウォレット

誇張でもなんでもなく、そんな感じ。しばらく寝かせておいたミニ財布を使い始めました。

 

こんなに小さくてカード入るのかな。

日本のお札入るのかな。

小銭入るのかな。

 

こういう不安を直視したくなくて寝かせておいたのかも。週末に恐る恐るカードを入れてみたらすっと入ってはみ出ない。お札もそう。小銭はせっかくだから入れないことにした。ステラのファラベラミニに入れたらいつものパンパンさが嘘のようにすっきりした。

 

この日の用事は全てカード払いにした。レシートが数枚入るだけで中身はすっきりしたまま。毎回お財布をすっっっっっっと取り出せるのがすごく気持ちよかった。あまりに小さくて軽いから心もとないくらい。なんの変哲もない真っ黒なお財布だけど、色々な人に「お財布小さいですね!かわいい!!」と褒めてもらった。最近の女性はみんなミニ財布に興味津々。次の日はスーパーに行った時だけお札を使ってお釣りをもらった。小さいのに小銭もちゃんと入った。長財布の時よりそっと大切に扱ってしまう。雑に扱うとポンっと飛んでいきかねないから所作を丁寧にする効果もあるのかも。

 

月曜日がくる前に、もうこれをメイン財布にしたいと思った。思ったんだけどカードポケットが3つというのがなかなか難題で、休日なら①クレジットカード、②銀行のカード、③ジムの会員証+現金だけでいいけど、平日は免許証とか保険証とかよく行く病院の診察券とかどんどん増える。欲を言えばランチでよく行くお店、お気に入りのコーヒー屋さんたちのカード、ドラッグストアのカードも入れたくてきりがない。

 

厳密には3つのポケットには2枚ずつのカードが入るんだけど、見た目が分厚くなってしまう。これではペーパーミニウォレットの魅力を発揮できないのではないか。せっかくなら3枚で使いたい。別でカードケースを持つか、でもパスケースは別で持ちたいから合計3つ持つのか?とか、結論がなかなか出ない。1年くらいミニ財布を使っている友人たちが、そろそろカードケースを別で持とうと思う、と言っていた理由が分かった気がする。

 

長財布はなかなかよくできていて、当たり前だけど上記全部がすっと入る。お札も、ふつうの/いざという時の2箇所入れられる。かれこれ5年以上長財布を使っているだけに、習慣を変えるのは簡単じゃなさそう。

 

とはいえ一度ミニ財布を使ったら、大きい・重い・見た目どっしり、、などのマイナスポイントが鮮明になってしまった。もう元には戻れない・・と言い切れればいいんだけど。平日は必要性から長財布に戻してるけど、派生としてポーチの巨大さにも気づいてしまう。化粧直しをほとんどしないし、せいぜいリップと口紅くらいしか使わないのにこんなに必要?としみじみ思う。

 

VOGUEの桐谷美鈴の動画(鞄の中身)を見ていたらバレンシアガの同じお財布・色違いが登場してテンションが上がった。他にはリップと口紅いくつかと香水と絆創膏がバラで入っていた。「みんなに小さな鞄にこんなに入ってるんだ!と驚かれる」と言っていたけど、こんな感じでいいのではないか。休日はまだしも、私の平日の鞄には長財布、ポーチ、傘、手帳、ストール、ポーチ②(生き埋めになった時に助けを呼ぶ笛、NASA?のハイテク毛布?)、ポータブル充電池(使ったことない)他が入っていてぎっしりしている。重い。肩がこる。。

 

ぎっしりを解消しようと鞄を大きくしたり小さくしたり試行錯誤してきたけど、そろそろ「必ず入れるもの」を厳選するべきなのかもしれない。ミニ財布ができたから今度はミニポーチに挑戦しようと思う。病院のお薬とかもそうだけど、減らそう減らそうとしているうちはそこから離れられなくて、よくなってくると自然に飲み忘れる感じがいい。「たくさん持っていて安心」には案外リスクもあるわけで、新年度にはもう少しだけ身軽を目指してみようと思います。

春の準備は桃の花から

昨日はとても頭を使ったから今日は体を動かそうと朝からピラティスのクラスに行ってきた。寒い寒い寒い暖房加湿器ダウンコートカシミアスールあったかいお茶サーモスステンレスマグ入浴剤、、、ってエンドレスに思えた冬がいつの間にか終わりかけみたい。外に出ると吹く風は完全に春っぽくて戸惑ってしまう。

 

10分に一回くらいくしゃみがでる。レッスン中もどの体勢でもでてしまい先生に心配されてしまった。鼻水もだけど今日はくしゃみの日。花粉症が本格的に始まった。インフルエンザ予防に買い込んだマスクだけど、これからは花粉ガード。ドラッグストアでIHADAの花粉ブロックスプレーも買ってきた。効くといいな。

 

昨日は朝からきっちり家事もしたから家がきれい。ブラーバちゃんが水拭きを頑張ってくれたので床もさらさら気持ちいい。ヨガウエアを洗濯しながらお昼寝をした。予定よりだいぶ長く寝てしまったけど、暗くなる少し前には買い物に出かけた。せっかく寒さも和らいだし、久しぶりにちょっと遠くの大きなスーパーに行くことにした。

 

入り口で早速立ち止まる。「桃の節句」「ひな祭り」のPOP。2月最終週ってことはもうすぐ3月だから当然なんだけど、時間が経つのはいつも本当に早い。ひな祭りの桃の花束を最初にかごに入れた。

 

野菜売り場を見るといつもわくわくする。普段行く近所のスーパーは野菜コーナーがとても小さくて、必需品みたいな野菜しか置いていない。この時期はさすがに菜の花はあるけどそのくらい。野菜売り場の手前にはいちごコーナーがあって、なんと6種類のいちごが並んでいた。とちおとめ、あまおう、さがほのか、、の他にスカイベリーがあって、あ!これ去年のいちご狩りで美味しかったやつ!と懐かしかった。780円。買えない。農場でたくさん食べておいてよかった。とちおとめを1パックかごに入れた。

 

野菜も、地元農家からの採れたてコーナーとか、サラダコーナーとか豊富で、普段はレタスきゅうりベビーリーフ、の中から選んでるからつい買いすぎてしまう。サラダほうれん草。チコリ。暖かくなったからかサラダをたくさん食べたくなる。

 

きのこコーナー、キャベツ白菜大根コーナーを過ぎてズッキーニとか長芋コーナーに着くと「つぼみな」が「期間限定。福岡県直送」のシール付きで置いてある。菜の花と一緒に手に取った。天ぷらがいいらしい。

 

お魚コーナーで美味しそうなブリを見てこの前聞いた「チョコブリ」の話を思い出し、お肉を何にしようか迷い、ちょっといい生ハムもかごに入れて、レジ前の長蛇の列に並んだ。途中とても小さな使い切り用の生クリームもかごに入れる。これ近所でも売って欲しいな。。

 

いちごとか、お花とか、別の袋に入れるものを多く買ってしまったので文字通り手一杯な感じでお店を出た。左右のバランスをとりながら10分以上ノンストップで歩いて、信号でふと顔を上げたら空がものすごく綺麗で目を見開いてしまった。

 

別に雲ひとつないとかそういうんじゃなくて、青い部分はざっと半分くらいの雲のかかった空なんだけど、吸い込まれそうに綺麗で驚く。周りの人も同じくらい驚いているかというとそんなことはなく、みんなふつうに隣の人と話したり信号を凝視したりスマホを見ている。

 

空は多分いつもそこにあって、だいたい綺麗なはずなのにごくたまにこうやってハッとするのはなんなんだろうと考える。「パターソン」っていう映画を観た後に空がとても綺麗に見えて思わず屋上に行って写真を撮った、みたいなことを去年書いたはずなんだけど、多分1年前。雨の日を除いたとしても相当な日数見ている空なのに、1年に一回しかハッとしていないことになる。

 

振り返ると最近の私はやりたくないけどやらなきゃいけないことみたいなのが一段落して、やりたいことに時間を使っている。簡単にはできないこともあるけど、やりたくないことはどんどん圧縮できるようになってストレスが減った。なんかそういう、いい感じに過ごしている実感があると、同じものを見ても素敵に見えるのかも。この感じで桜を見たらすごく感動するんだろうな。

 

下から上まで全部しっかりとめていたダウンコートのボタンを、気づけば一つもとめなくなった。ストールを忘れることが増えた。マスクは必須。シーツはもう外に干せない。いいことと困ることがごちゃまぜにやってくるのが春で、一旦近づいてくるとあっという間に終わってしまうから心して臨まないといけない。諸々の対策を万全にして、体調を万全に楽しみたいと思います。

バレンシアガでミニマルライフ、するはず

「あー、ミニ財布ですね!うちの妻も年末に買ったみたいで。”週末用なの”って言ってたけどキッチンのカウンターにずっと転がってますね笑」

 

美容師さんの話を笑いながら聞いていたのに、1ヶ月後のうちで全く同じことが起きていて愕然としている。休日は鞄を小さく。だからお財布も小さく。毎日は無理でも週末なら。完璧な計画だったはずなのに、休日用のお財布にカードや現金を移す、っていうのができない。来週やろう、来週やろうって思っていたらいつの間にかキッチンカウンターの風景と化してしまった。

 

それどころか、週末に急にルミネで必要なものを買うことになったとき、「いつものお財布を持っていてよかった!危なかった!(ルミネカードとショップカードが入っているから)」とすら思ってしまった。

 

センスのいい同僚が小さなクリアケースをポーチとして使っていて、中身は携帯とリップのみで、潔くて素敵だった。鞄からそれらを探すのが面倒くさいから本当に必要なものを抽出したという。やってみたいけどポーチもお財布も普通よりちょっと大きくなってしまう私にはあのペタンコのケースにまとめるのはハードルが高い。。

 

バイマの方がイギリスから早々に発送してくださったバレンシアガのお財布は冗談みたいに小さくて、インターネットで買ってよかったと思った。店頭で見かけたら絶対に買う勇気が出ない。手の中にすっぽり入るサイズで、カウンターに置いてあっても全く気にならない。

 

せっかく買ったから使わなきゃなんだけど、本当に数枚のカードと少しの現金しか入らないから中身を吟味する必要がある。例えば今日のお出かけは食料品の買い物とかなんだけど、そのためにお財布を入れ替えるのか、、とか考え出すともう無理。小さすぎて落としたらどうしようとか余計な心配まで生まれる。

 

カードだけ決済でも生活はできるんだろうけど、スーパーとコンビニではなんとなく現金を使ってしまう。思い切ってカードだけ入れて外出してみようかな。

 

買い物には、買ってすぐ活用するものと、しばらく寝かしていたら突如活躍しだすものがあって、このミニ財布は後者だと思いたい。ブラーバちゃんは今その瀬戸際で、買ってすぐに使っているんだけど、めっちゃ時間のかかる乾拭き(わりときれいになった)→時間のかかる水拭き(とてもきれいになったけどリビングで力尽きた)→水拭きモードだと後退しかしてくれない→乾拭きになったら俄然やる気でスピーディーに掃除完了(そこそこきれい)っていう変遷。水拭きでスピーディに全体を掃除してくれるにはどのくらいかかるんだろう。ただの家電じゃなくロボットだからだんだん馴染んでくるのかな。。「ブラーバ 水拭き」で検索するとみんなの家では快調に掃除しているみたいなんだけどな。

 

ブラーバちゃんを導入して一番よかったことは、完全に床の物をどかしてから全部屋を掃除する習慣ができたことかも。マキタをかけるにも、物をどかしながらよりも全床を一気にかける方が圧倒的にスムーズ。次に考えるのはそもそも物がなければ、なんだけど、今はまだどれも必要な気がして捨てられない。空気清浄機にキャスターを付けた人の気持ちがよくわかる。。あと1ヶ月くらい経ったら床をブラーバ仕様にすることが習慣化して、毎朝セットして出かけられるかも。憧れの「常に床に髪の毛がない状態」で暮らせる。盛り上がってきたけど、冷静に考えると毎朝自力でマキタ or クイックルワイパーかける方が簡単な気もしていてそこは様子見。

初ベン・ウィショーが「メリーポピンズ・リターンズ」でよかった話

忙しくて今年のバレンタインは何もできなかった。去年覚えたバレンタインの楽しみ方も全然。やっぱり出来ることは出来る時にやっておくに限る。会社の義理バレンタインみたいなダルいやつをこなしたくらいで終わってしまった。

 

といいつつなんとか帰れそうな日に定時に会社を出て、同僚と「メリーポピンズ・リターンズ」を観にいった。彼女もとてもよく映画を観る人で、ご飯に行くと映画の話を思う存分出来る貴重な人なんだけど、過去に一緒に観にいった映画は「シン・ゴジラ」とかでなんか妙な共通点。大作?ファミリー映画??的な誰かと観たいのに一緒に行く感じなのかも。お互い主演のエミリー・ブラントが好きだった。

 

ハリーポッターを一つも観てないくらいファンタジーが苦手分野だから怖くもあったし、実際前半は入り込めないかも、、、と不安になったけどメリル・ストリープの登場した中盤辺りからどんどん引き込まれた。とにかくベン・ウィショーが演じるパパに感情移入してしまう。すごい格好いい人のはずなのに、始めはとてもしょんぼりしててカリカリしていて悲哀を感じさせていた。老けたのかな?と思ったけど全然違って、後半の"UP"を表現するための前半だった。

 

はしごでビッグ・ベンのシーンとか、笑うシーンじゃないのかもしれないけど笑えたし、風船のシーンは最高の多幸感を味わえたし、観たあとはすっかりテンションが上がった。ディズニーすごい。

 

バレンタインの時にちょっとだけ思い出した人がいて、義理チョコを渡したりお礼の品をいただいたりの時に一悶着起こしてくれた方で、その方が当時激推ししていたのがベン・ウィショーだった。oo7に出ている超絶イケメンで、そもそもアクション映画というのはフレッシュなイケメンを見つけるためのもので、という斬新な自説を熱く語っていたのを覚えている。

 

で、私はそんな感じで映画を観ないせいか、説明を聞いても007を観る気にはならずスルーしていて、これまでたまたま彼の作品を見たことはなかった。だからこの「メリーポピンズ リターンズ」の予告でベン・ウィショーの名前を見かけ、ああもうパパ役になったのかと意外に感じた。

 

さっきも書いたけど冒頭のバンクファミリーはとてもシュンした感じで、イケメンオーラは消えていた。それがみるみるうちに笑顔が増え魅力が全開になり、、という変化がとても好ましく、なんて魅力的なんだろう、この人の映画をもっと見てみたいなと思って映画館を出た。

 

映画館の近くでご飯を食べたんだけど、同僚がまず「ねーこの人さー!!」とベン・ウィショーの画像を見せてきた。「ベン・ウィショーよかったよね!大人に刺さる映画だった❤︎」と答えたら彼女は全く違う感想を持ったようで、「この人”パフューム”の人でしょ?悲しもうが笑おうが、いつか豹変するに違いないと思って気が気じゃなくて安心してみられなかった」という。とてもただの善人には見えないって。

 

優しくていいパパが妻を亡くして悲しみで落ち込んで暮らしている&お家が!→メリーポピンズが現れて、っていうのはこのストーリーの核だから、そこが信じられないと全然違う風に見えてしまうだろうなと思った。あと、この映画は当然「メリーポピンズ」自体を観てから観るべきで、私は前作の記憶がほぼなかったから万全ではないんだろうし、同僚は本を読んでいたからちょっとイメージと違ったと言っていたし、観る側の状況によって印象がだいぶ変わる映画なのかも。

 

気になりつつベン・ウィショーの過去作品を観ていなかったおかげで、今回の映画を純粋に楽しめてとても得した気分。Spotifyで早速 "Nowhere To Go But Up"をずっと聞いている。インスタとかツイッターをやっていないみたいなので情報が入りすぎて勝手に飽きてしまうこともなさそうだし、少しずつみていきたいと思う。「パフューム」は怖すぎ、「007」はそれこそ前知識を問われそうで手が付けられない。やっぱり「リリーのすべて」かな。エディ・レッドメインも好きだし。あと、歌の中でロンドンの空ってすごく言われていたからイギリスに行ってみたくなった。「メリーポピンズ」本家に関してはちょっと保留。

 

2-3月は観たい映画がたくさんあって、通勤中に常に検索してしまう。映画はつくづく観るタイミングが大事だから、期末で忙しいとか言っていないでどんどん映画館に行こうと改めて思いました。

ブラーバちゃんと共存してみた

少し前に愚痴ばかり書いてしまったけど案外うまくやっています。水拭きを代わりにやってくれるの嬉しい❤︎ 水拭き用ふきんが真っ黒で衝撃❤︎ 今日横目で見ていた限りではリビングだけで力尽きてたけどキッチンとか寝室とかも拭いたらどうなるのかな。充電が切れて、再充電には2時間かかり、、、という要件を熟考して他の部屋は掃除機はかけたしいいことにした。今日は他にもやることがあった。

 

これは分かっていつつ実行せずにいたんだけど、ブラーバちゃん(ルンバもかな?)を活用するにはとにかく【床の上を全部あけてから作動させる】に尽きる。ブラーバちゃんの行く先々で物を上に上げると絶対追いつかないし、進行方向に不満ばかり募る。今日は思い切って全部屋のものを上げてからタンクに水を入れて水拭きスイッチを入れた。洗面所の物はお風呂の中に避難、キッチンのゴミ箱は玄関先に避難、加湿器空気清浄機はカウンター。前提としてカウンターに物が置いてあると成立しないから必然的にいつも表面はすっきりさせておかなきゃいけない。

 

そうするとブラーバちゃんの自由な動きに前ほどいらいらしないし付いてまわる必要もなくなる。ちょうどお昼どきだしお昼ご飯を作ろう、っていう気になって「床はきれい。お腹もいっぱい」というとても生産的な時間。オリーブを刻んでにんにく、アンチョビ、鷹の爪とトマトを煮込んで娼婦風パスタを作りました。

 

午後から出かけると外はとても寒かった。雪が降りそうだったのでストールと折り畳み傘を鞄に入れ、今年初ロングブーツを履いた。Office2008がもう使えないっていうエラーメッセージをしばらく無視していたけど、ついに立ちあがらなくなってしまったので買うことにした。

 

っていっても、2008はMBA、もしくはその前に使っていたふつうのMacBookを買った時にプレインストールしてもらったし、自力でソフトを買うのは初めてだからハードルが高かった。こんな時に偽物とか買っちゃったらすごくヘコみそうだから迷わず Appleのサイトで買った。安いのと高いのがあって、安いのはStudentって書いてあったから遠慮しかけたけどFamilyとも書いてあって、恐る恐るそっちを買うことにした。

 

親切なことに、配送もできるけどApple Storeで受け取るとお手伝いしますよ、的なメッセージが出てきたのでストアで受け取るを選んだ。そこからは何もかもがメールで進んだ。店頭で表示させてね、という番号を受け取り、ストアに向かった。

 

Apple Storeはいつものように混んでいて、いつものように誰が店員さんか分からない。1周したら用件を聞いてくれたお姉さんがいて、メールを見せると端の方に案内してくれた。サービスカウンターのフロアに行くと座れるけど混んでるから待つ、ここ(大きなMacが置いてあるところ)でインストールするならすぐ、と聞かれてMac横を選んだ。Officeは小さな箱でやってきて、CDとかじゃないんだ、この箱の中に入っているコード(番号)を入力してクラウドからインストールするんだ、と説明される。家でやらなくてよかった。。

 

Officeアカウントを作り、いろいろな数字やメールアドレスやパスワードを入力し、ダウンロードが始まった。そこから5分ほどお姉さんが便利なアプリや新しいiPhoneの売り込みをしていて、私ははいはいと聞いてたんだけど、「もう少しですからね」「もう少しですからね」という感覚がどんどん短くなってきて、「iPhoneで写真を撮ることはありますか?」と急に聞かれて「はい」と答えると、2階でiPhoneの写真の撮り方講座がまさに今から始まる。どうせ待つなら2階で楽しく待ちませんかと勧められ、2階に連れていかれた。

 

講座には既に5人が座っていて、夫婦、友人同士、旅行客でApple製品を買ったばかりの男性、ふつうの男性というメンバーだった。

 

「さあみなさん」

ノリノリなジーニアスがiPhoneで良い写真を撮る方法を教えてくれる。教えてくれるんだけどそこはAppleだけにインタラクティブ性が高く、質問をされたりリアクションを期待されたりでちょっと荷が重かった。ダウンロードの%ばかりを見てしまい、とはいえカメラ画面にグリッドを出す方法とか、四隅のどこかに目を配置するといいとか、起動画面をスワイプするとカメラがすぐに作動するとか、そんなことを教えてもらった。「わー」「すごいですねー」とか言い合って平和だった。

 

「それではみなさん、お隣同士で写真を撮りあってみてください」と言われるまでは。

 

旅行客っぽい人も途端に画面から顔を上げなくなり、私もデスクトップ画面を意味なく拡大したり縮小したりした。イメージは日本語が通じない人。間に挟まれた男性は「グリッドかぁ」とか言いながら撮りたそうにしていたけどここは譲れない。幸運なことにダウンロードが完了した。お姉さんをキョロキョロと探し、インストールを開始してもらう。あと少し。あと少しで席を立てる。みんなは取り合った写真を加工したりしている。誰かが撮った写真は見事な構図でメンバー全員が写っており、自分が図抜けてつまらなそうな顔をしていることにびっくりした。よく飲み会で「つまらなそうな顔」「帰りたいの?」って聞かれる理由がよくわかった。写真すごい。

 

インストールが無事に終わってワードもエクセルもパワポも開いた。お姉さんが親指を立てて完了です!と言ってくれたので秒で充電を外しMBAをケースに入れて席を立った。コートも脱いでなかった。感じ悪いな。。

 

ソフトの操作で困ることはないんだけど、デスクトップ画面にワードエクセルパワポのアイコンが2つずつあるのがちょっと気になる。インストール操作後のお姉さんみたいに「これはもういらなーい」「これもー」ってさくさくとショートカットキーを駆使してゴミ箱に入れてみたいけど、いくら新しいのがあるからって古いソフトを消していのかどうか自信が持てず、とりあえず残すことにした。アイコンが全然違うから間違えないし。

 

他の用も済ませてさっき帰宅し、三連休にやることリストを次々と消すことができてすっきりした。一つだけ済んでいない項目があって、「23時までに寝る」なんだけど今からこれを実現させるのはとても難しく、なんで今日はこんなに長々と書いてしまったんだろう、「知らない人と写真を撮り合ってください」のインパクトっていうかストレスものすごいなって感心してしまう。

「ANY DAY NOW」 / 「チョコレート・ドーナツ」っていう素敵映画

目が覚めて時計を見たら3時で、暗いしずいぶん早く起きちゃったなと思い、トイレに行って二度寝しようと携帯を見たら午後3時でかなりびっくりした。外は雪が降る感じでどんよりしていた。疲れてる。。

 

ぼんやりしながらコーヒー豆を挽きコーヒーメーカーをセットしてホットケーキを焼くことにする。焼いている間にとてもお腹が空いてきて、生ハムとかベビーリーフとかトマトとかも用意した。アップルシナモンジャムを添えて後でかけるメイプルシロップもセットして朝食っていうかブランチっていうかおやつ?を食べた。もう16時くらい。

 

父親がインフルエンザAを発症したというメッセージが母親から届いていて、お見舞いに電話をかける。父親はマスクをつけないのはもちろん、予防注射も受けない危険人物だから冬には会わないに限るな、と改めて思った。

 

ふと、この前人からすすめられた「チョコレート・ドーナツ」を観るのは今日なんじゃないかと思った。外は雪っぽいし家の中もだいぶ寒いし、毛布にくるまって映画にぴったり。映画の内容はざっくり聞いていて、なんとなくコメディっぽいのを想像していたら全然違った。メンバーシップを解除していたNetflixにもう一度加入して、映画のタイトルで検索して再生を始めてから映画が終わるまで身動きできなくなった。

 

始まってすぐに主人公ルディの幸せを願うようになった。マルコのことも仕事のこともなんでも。ルディの思い通りに物事が進むのを願っているのにそうはならなくて、悲しいし悔しいし、邪魔ばかりする法律関係の人たちまじでなんなの?と腹が立った。最後の手紙のシーンは本当に悲しかった。法律関係の彼らは自分の仕事をしただけで、と肩を持つこともできるんだろうだけど、でも何のための仕事だったのかと考えるとやはり間違っていたとしか思えない。結果が全てを物語っている。

 

「出生家族は絶対善なのか?」っていうのはずっと私のテーマで、「誰も知らない」とか「そして父になる」とか「たかが世界の終わり」とか、最近でいうと「万引き家族」とか、そういう視点で見てしまうんだけど、この映画は明快に答えを出してると思った。家族より家族らしい関係って絶対あるはずで、性的嗜好とか職業とか、そういうものより見るべきものはたくさんあって。当時の偏見の強さとかを考えるとリアルなんだろうけど。世の中が進歩してよかった。。

 

ルディとパートナーの関係もすごくよかった。昨日「ラ・ラ・ランド」を久しぶりに観たからちょっとリンクしたけど、本人がやりたいんだけど諦めていたり踏み出せないことをちょっと強引なくらいに応援してくれるパートナーってすごくいい。最初のオフィスのシーンで「何この人!最悪!!」って思ってしまったのは早計すぎた。

 

最後のステージのシーンは心が死んだ状態で観てしまったけど、一方で、ルディみたいに喪失感で寝込んだりせずに力強く前向きに生きていかなきゃいけないんだとも思った。観終わってから、今もずっと悲しい。シュンとした気持ちが少し和らぐようにお汁粉を作って食べた。「甘いお汁粉が夕食なんてダメよ不健康だわ」とルディに怒られてしまう。でもきっとポールは「一食くらい大丈夫だよ」って言ってくれるだろうし二人が親ってやっぱりすごく素敵だったんじゃないかな。